【整理番号 提出日】 | 005 平成11年 7月14日 | |||
【考案の名称】 | 衝撃吸収式補助椅子 | |||
【発明者 出願人】 | ||||
【郵便番号】 | 144−0022 | |||
【住所又は居所】 | 東京都大田区東馬込2丁目18番7号 . | |||
【氏名又は名称】 | 伊奈輝通(いなてるみち) | |||
【電話番号】 | 03−3774−2982 | |||
【実用新案請求の範囲】 | ||||
【請求項目 1】補助椅子を固定された部分(2)と移動する部分(3) に分け、衝撃を受けた時移動部分が衝撃を円運動に変えることによって首に掛か る負担を体軸方向に買える装置。 | ||||
【請求項目 2】固定部分(2)と移動部分(3)を緩衝装置(1)で 連結することにより、衝撃を吸収させる装置。 | ||||
【請求項目 3】移動部分の一部に重り(4)を置いて椅子の円運動へ の移動を容易にする装置。 | ||||
【発明・考案の詳細な説明】 | ||||
【0001】 | ||||
【発明・考案の属する技術分野】 | ||||
本発明は事故等の衝撃を椅子の円周方向への変更により、首に掛かる頭部の前方 向の負担を体軸方向に変えると同時に緩衝装置で一瞬に掛かる多くの衝撃を吸収 させ装着者を保護する装置及びその製造方法である。 | ||||
【0002】 | ||||
【従来の技術】 | ||||
従来の安全補助椅子(チャイルドシート)はベルトで装着者の体を固定する物で ある。 | ||||
【0003】 | ||||
【発明・考案が解決しようとする課題】 | ||||
従来の安全補助椅子は衝突による衝撃をベルトで固定し、前方への飛び出しを制 御する構造であるため、大きな衝撃が加わると頭部は前方に激しく振られ負担は 首に掛かってしまう、特に幼児は頭部の重量配分が大きく首に掛かる負担は大き くなる。 又、体重+加速度を何カ所かのベルトで支える為、骨折や打撲を負うと言う問題 が有った。 | ||||
【0004】 | ||||
【課題を解決するための手段】 | ||||
上記の問題点を解決するために本発明は、車体との固定装置の付いた固定部分 (2)と円周状のガイドレール(5)に沿ってキャスタ(4)で連結された移動 部分(3)で構成されている。更に移動部分は緩衝装置(1)でガイドレールの 上方と連結されている。 移動部分の前方には容易に回転運動に導くための重しが付いている | ||||
【0005】 | ||||
【発明・考案の実施の形態】 | ||||
本発明では固定部分を車両等の椅子に固定され、装着者は移動部分にベルト等で 固定される。衝撃が加わると移動部分には装着者の体重に掛かる慣性が前方に働 くが固定部のガイドレールが円周状に配置されているため椅子上の装着者の下半 身は上方に、頭部は下方に半円を描いて移動する。この際移動部と固定部を繋い でいる緩衝装置が衝撃を吸収しながら延びて行く為衝撃を緩和し、加わった加速 度は装着者の体軸方向に変化する為首に掛かる負担は背中と下半身に移動する。 | ||||
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