【整理番号】  B11991149
【登録日】  平成11年11月11日
【発明の名称】 目に染みない玉ネギの切り方
【発明・考案者 出願人】
【氏名又は名称】 市川 直子
【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】【従来の技術】
【考案が解決しようとする課題】
 
これは考案という程の大層なものでなく、ちょっとしたアイデアに過ぎませんが
誰でも簡単にできる便利な方法なので、一度は試してみる価値はあると思います。
普段、料理する時に玉ネギを切ると目に染みて涙が出て困りますが、これは
玉ネギに含まれているネギ油が放出されて目に入り染みる事が原因です
(ネギ油の成分は二硫化アリル(C3H5)2Sと二硫化プロピルアリルC3H5S・SC3H7)。
このネギ油が入らない様にすれば、目が染みずに玉ネギを切る事が出来ます。
玉ネギを前もって冷蔵庫で冷やしておくと、ネギ油の出が抑えられる様ですが
いつも冷蔵庫に保存はできないし、直ぐに料理をする時もこの方法は使えません。
普段はスキーのゴーグルやカバー付きの安全メガネを掛けて両目を覆って、
玉ネギの染みる成分が入るのを防いで切っていました。 先日、あるTV番組で
まな板の両側にロウソクを灯しながら玉ネギを切る方法が紹介されていました。
ロウソクの火の起こす空気の流れでネギ油が目に入るのを防ぐという事でした。
でも、ロウソクを灯しながら料理をするなんて実際的でないし、危ないですね。
そこで、もっと簡単で確実な方法を見つけたので紹介します。
 
【0002】
【課題を解決するための手段】
【考案の実施の形態】
【実施例】【考案の効果】
 
とっても簡単です。普通、大抵の家の台所にはファン(換気扇)がついています。
ファンを回して換気を十分に取りながら、玉ネギを切ればいいのです。
こうすれば、玉ネギを切った時に出るネギ油が直ぐにファンで換気されて、
目に染みる事はないのです。今まで気が付かなかっただけの様で、そういえば
玉ネギを切ってもあまり涙が出ない時もあった?!その時はファンが回っていた?!
まな板をファンの横で使うと空気が真上に流れず目に入らないので効果的です。
これなら簡単ですぐに出来ます。ちょっと電気代はかかるかも知れませんが、
料理が楽になるから良しとしましょう。一度、試してみてはどうでしょうか。
 
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