【整理番号】  203991800
【登録日】  平成11年02月03日
【発明の名称】  簡易型ドクターグリップ
【発明・考案者 出願人】
【氏名又は名称】  GoodTake
【発明・考案の詳細な説明】
【0001】
【発明・考案の属する技術分野】
事務用品、筆記用具、特にシャープペンシル®や鉛筆および鉛筆形の筆記用具。
【0002】
【従来の技術】
従来より筆記用具はその使用性を向上する為に様々な工夫が考案されている。
ドクターグリップ®は広島大学医学部の宇土医師が考案しパイロット社により
開発・市販されている筆記用具の一種、機械式鉛筆(シャープペンシル®)である。
同製品は、記述時の疲労を低減する工夫として筐体(3)にラバー・グリップ(2)を
装着し握り部分の太さを13.8mmとし、使用時の腕・握力を低減するものである。
【0003】
【発明・考案が解決しようとする課題】
ドクターグリップ®(1)の内部にはバランス(4)が装備されており重量感がある。
実際に使用してみると、速く記述する場合、又は長時間に渡り使用する際には、
この重さにより却って疲労感が増大するという問題がある。
ドクターグリップ®(1)は特殊な形状をしておりにより、使用感、握り感を改善
したものであるが、特殊な形状であるが故に汎用性・製造性に問題がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
ラバー・グリップ(2)を単独で他の一般の筐体(3)に装着し使用する。
バランス(4)を取り除き軽量化を図る。
【0005】
【発明の実施の形態】
ドクターグリップ®(1.)の主要な構成部品であるラバー・グリップ(2.)を単独で
一般のシャープペンシル®又は鉛筆形の筆記用具の筐体(3.)に装着し使用する。
更に、バランス(4.)等の重量感を与える部品は取り外し全体の軽量化を試みる。
【0006】
【実施例】
ラバー・グリップ(2.)の内径は約9mmΦである。一般の鉛筆形筆記用具のものから
筐体(3.)の直径(D)が約9mmΦのものを用い筐体(3.)に装着する。グリップ(2.)は
伸縮性があり接着剤等を必要とする事なく筐体(3.)に直接に装着し固定できる。
グリップ(2.)は部品単体で装着しバランス(4.)等の重量感を与える余分な部品は
全て取り外し製品全体を軽量化する。
グリップ(2.)と筐体(3.)との太さ(D)には違いがあり段差が発生するが、
実際に使用すると、却ってこの段差により握り感覚が優れたものとなる。
これは、通常、人が筆記用具を持つ際、親指と人さし指の間の掌が指先とかなり
離れており、グリップ(2.)と筐体(3.)の段差がこの間に密着する為と思える。
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